A KIND OF THE AROMA OIL 1

アロマオイルの種類

アロマテラピーに使用するエッセンシャルオイルは、蒸留法、圧搾法、溶剤抽出法といった方法で抽出される揮発性の油脂です。これに含まれる成分は、一般的なハーブの数十倍の濃度になりますので、一部の種類を除いては、そのまま肌につけたり、服用すると危険ですので注意しましょう。また、妊娠中の使用は避けた方が良いものや、光毒性のものなど、場合によっては有害となってしまうものなどもあります。濃度を低くすれば問題ないと考えられているオイルでも、それぞれの特徴を必ず確認してからご使用するのが無難です。使用方法としては、前記のように、アロマポットやルームスプレーで香らせたり、化粧品や入浴剤に加える、ハンカチなどに垂らして吸入する、キャリアオイルに希釈してマッサージする、などが考えられます。他には、アロマキャンドルとしてオリジナル配合でを各ブランドで作って売っていたりしますね。吸入した場合は、分子が鼻の奥で神経を刺激して、脳に働きかけることにます。また、気管を通って肺に達し、循環器系によって体全体に運ばれていきます。また、皮膚につけた場合は、全体量ではありませんが、毛包や汗腺を通って吸収され、毛細血管とリンパ管に入り、循環器系によって体全体に運ばれます。エッセンシャルオイルを手作り化粧品に使う場合の濃度は、フェイス用で0.5〜1%、ボディ用で2%以内が安心して使うことができる範囲だと考えられます。ただ、刺激の弱い化粧品でも、初めてのものは、必ずパッチテストをしてから使いましょう。

エッセンシャルオイルは、特定の症状に効果のある成分だけを含んでいるというわけではなく、複数のいろいろな成分から構成されているため、その効果には個人差があります。また、体調などの理由によって、同じエッセンシャルオイルを使っても、一定の効果を感じられないことがあり、そうした場合は、同様の効果を持つ別の種類のものを試したり、または、しばらく時間を置いてからお試してみてください。ここでは、代表的なエッセンシャルオイルの香りや効能などをご紹介していきたいと思います。

 

■アニス

学名
Pimpinella Anisum
科名
セリ科
生産地
ヨーロッパ、北アフリカ、中東
抽出部位
種子、水蒸気蒸留法
香りの特徴
温かみのある、ピリッとした香り(トップ、ミドルノート)
身体効果
消化を促進し、吐き気などを和らげます。
美容効果
感染症の皮膚疾患に効果があるといわれています。
精神作用
疲れた心を元気づけるとされます。
注意
刺激の強い精油となりますので、皮膚や循環器系に対する過度の使用は避けて下さい。また、妊娠中の方の使用も控える必要があります。

■アンジェリカ

学名
Angelica Archangelica
科名
セリ科
生産地
ドイツ、フランス
抽出部位
種子または根、水蒸気蒸留法
香りの特徴
甘いハーブ調の香り(ベースノート)
身体効果
活力の低下に対して強壮効果をもたらします。また、エストロゲンホルモンの生産を促進し、月経を順調する。
美容効果
抗炎症作用があると言われ、皮膚のトラブルに効果的です。
精神作用
神経系を軽く刺激し、疲労とストレスを素早く和らげます。
注意
柑橘系の精油ではありませんが、光毒性がありますので、日光に当たる前の使用は避けて下さい。また、妊娠中の使用も控えて下さい。多量に使用すると、神経系を刺激し、不眠症を引き起こす恐れがあると言われています。

■イランイラン

学名
Cananga Odorata/Cananga Odorata Genuina
科名
バンレイシ科
生産地
フィリピン、コモロ諸島、ハイチ、ジャワ島、スマトラ島
抽出部位
花、水蒸気蒸留法
香りの特徴
オリエンタル、フローラル、華やかな香り(ミドル、ベースノート)
身体効果
血圧を下げ、呼吸を調整します。筋肉の硬直、緊張をほぐします。
美容効果
皮脂分泌のバランスを良くするため、脂性肌や乾燥肌に効果的です。頭皮を強壮、刺激する効果があるため、髪の毛の成長を促します。
精神作用
興奮した精神状態をリラックスし、気分を安定させます。不安、ストレス、恐怖といった感情を解き、肯定的な感情を促進し、熱意を起こさせます。また、官能性も喚起させます。
注意
過度の使用は、頭痛や吐き気をもたらす可能性があります。また、敏感肌を刺激してしまうことがありますので、炎症がある場合は使用を避けて下さい。

Last update:2016/7/8